飼う前に気を付ける事
ペットを迎え入れる際の方法は様々あります。日本ですとペットショップが一般的です。他には保健所などで譲渡してもらう事や、ブリーダーから直接譲ってもらう方法などがあり、海外ではこれらの方が一般的であり、生体の展示販売を禁止しているところも多いのが現状です。日本でも動物愛護の観点から、生後間もない犬や猫の展示販売に規制が入る事となりました。最近はインターネットの普及もあり、全国のブリーダーから迎える方法についての認知度も徐々に高まってきています。数多くのペットブリーダーがいる中、優良なブリーダーを選定するポイントがあります。例えば、犬のブリーダーについて考えてみますと、本来ブリーダーというのは、その犬種に惚れこみ、その犬種を将来に渡って存続、維持させるためにブリードを続けるのであって、決してお金儲けの為ではないのです。ですから、ブリードしている犬種が数種類に渡るようなブリーダーは避けた方が良いと思います。流行や人気の犬種を安易にブリーディングして高値で売っているという事もめずらしくないのが事実です。犬舎が綺麗であること、またその犬種について詳しい事、先天的疾患などを考慮してブリードしている事、またメリットだけではなく、デメリットや注意点なども正直に話してくれる事、母犬やきょうだい犬などを見せてもらえる事、などが優良ブリーダーの選定のポイントです。
ペットショップでフレンチブルドッグを飼う前に
ペットショップでフレンチブルドッグを飼う前に
ペットショップ選びのコツはいきなり一目惚れで衝動買いをしないでお店に何回も足を運び何度も見学をしてよく検討することが大事です。お店のスタッフの動物に対しての扱い方やゲージの中がどれだけ綺麗なのかや動物を儲け道具などのように押し付けてお客に売りつけてないかなども重要です。
動物に対する質問に正確でなおかつ丁寧に的確に回答してくれるかや電話をした際もちゃんとした対応をしているかなども細かくチェックしとかなければいけないのです。
可愛いや懐いてるや特徴や悪いところなどを述べないでいいところだけしか説明しないところはやめたほうがいいのです。
信頼して頼りにしている獣医を紹介したり、動物が負担にならない程度の営業時間で営業しているお店や生まれてから生後50日以下で販売している動物がいないことやお客さんがちゃんと消毒してから触らしているお店やきちんと適した時期に予防接種を売っていることやペットが店にどのような感じで入荷されたかの説明がなされているお店は良いお店です。
飼う前の環境をチェック
最近のペットブームを受け、ペットブリーダーも沢山増えていますが、中には動物にとって悲惨な環境下で飼育している所もあります。たとえば、母犬と父犬は交尾の時以外はケージの中で、散歩はおろか、食事すら粗悪なものを与えられているようなところです。
これからペットを迎えようとする動物を愛する人にとったら、そういうところからは迎えたくないものです。
では、良いペットブリーダーの選定のポイントになるのは何でしょうか。
それは、これから迎え入れようとするペットの両親、兄弟、飼育場所が見れる所です。そして、見せてもらったら、たくさんの犬がケージに押し込まれていないか、遊び場所はちゃんとあるか、清潔か、いつでも飲める水がちゃんとあるかといった環境と、どの子がどの親から生まれて、兄弟はどの子なのかブリーダー自身がちゃんと解っていて、その子達がきちんと健康体であるかをチェックする事が重要です。
そして、出来たら何を食べているかも見る事が大切です。人間でも母体が十分な栄養をとっていなかったり、科学物質ばかりのスナック菓子を食べてばかりいたら子供はアレルギーになりやすかったり、病気にかかりやすかったりします。それと同じような事が動物にもあてはまります。
悪いブリーダーを減らしていくためにも、良いブリーダーの選定ポイントをクリアした所からペットを迎えるようにすることが大切です。